独居生活
Brixton Villageのコーナーコピアという店にねこがいる。
ちゃとらで名前はジンジャー。
機嫌がいいときは砂糖入りのミルクティのように甘く、機嫌が悪いときは目が三角になっている。
ほとんどいつも不機嫌。
その店で石鹸皿を買い、帰宅してバスルームに置く。
銀に光る金属ふうのと、素朴な木の石鹸皿のとどちらか迷って木のほうにしたが、洗面台に置いたらすぐ馴染んだ。
最近は身辺をさっぱりさせたいと物を買わないようにしているのだが、やはり新しいものを買うと少しうれしい。
倫敦には長く住んでいる。
その間ずっと一人で、わりと引きこもりガチ。
フラットシェアをしたときもあったが、雑音に神経質なので、消耗した。
(冷蔵庫などの電子音はむしろすきなのだが…)
せっかく英国に住んでいるというのに、友人は乏しく、イベントごとにも行かず、何もしていない。
仕事が人と関係する類の職なのでもうそれだけで十分な感じだ。
海外独居生活を書き綴ってみたいと思う。
習作。